イベルビレア ソノレンシス(Ibervillea sonorensis KK5587)の育て方

イベルビレア ソノレンシス(Ibervillea sonorensis KK5587)の育て方

【植物名】

イベルビレア ソノレンシス KK5587
Ibervillea sonorensis KK5587

【原産地】

メキシコのソノラ砂漠

【科・属】

イベルビレア属ウリ科に分類されます

【特徴】

メキシコのソノラ砂漠に自生する塊根植物(多肉植物)です。

イベルビレア・ソノレンシスは、2017年にイベルビレア・ソノラエ(笑い布袋)から分離された種のようです。また、両者の形態学的差異はほとんどなく、分離の根拠となったのは、イベルビレア・ソノレンシスがイベルビレア・ソノラエよりも乾燥地帯に自生するという生育環境の違いだけのようです。

現在では、イベルビレア・ソノレンシスという種名は、イベルビレア・ソノラエの亜種(Ibervillea sonorae subsp. sonorensis)として扱われるのが一般的のようです。

唯一の違いは、イベルビレア・ソノレンシスがイベルビレア・ソノラエよりも乾燥地帯に自生するという違いですが、これは生育環境の差異によるものであり、種の分離には十分な根拠ではないとしています。

ですので、ここではイベルビレア・ソノラエ(笑い布袋)と同じ説明をします。

塊根は大きく膨らみ、表面には皺が寄っています。夏は休眠しますが、春と秋に葉を出して生長します。葉は細長く、先端が尖っています。花は黄色で、香りが強いです。

乾燥地帯に自生する植物です。水分が少ない環境でも生き残ることができるように、塊根に水分を蓄えるという特徴があります。

園芸用としても人気があり、世界各地で栽培されています。乾燥に強いため、初心者でも育てやすい植物です。ユニークな形状と乾燥に強いという特徴から、人気のある塊根植物です。

【置き場所】

明るい場所を好みますが、直射日光は避ける必要があります。部分日陰が最適です。屋内では、明るい窓辺や室内の明るい場所で育てることができます。 成長期は、温暖な環境を好みます。この時期には適度な水やりと明るい場所が必要です。

休眠期:秋と冬は休眠期に入ります。この期間には休眠させるため、水やりを控え(または断水し)、雨や雪の当たらない場所で過ごすようにします。休眠中は成長が停止し、葉が退色したり枯れて土だけになります。

【水やり】

成長期:成長期の春と夏は土壌が乾いてから水を与え、根が十分に水を吸収するまで待ってから次回の水やりを行います。過剰な水やりは根腐れの原因となるので注意が必要です。

休眠期:休眠期は球根が休眠中に栄養を蓄えるため、乾燥した状態を保つことが重要です。水を与える必要がない場合でも、球根が乾燥しすぎないように注意しましょう。

水やりの頻度は、環境条件や季節によっても異なる場合がありますので、土壌の湿度を確認しながら調整することをおすすめします。また、水やりには常温の水を使用し、鉢底の水がたまり過ぎないように注意しましょう。

【適温】

温暖な気候を好みます。一般的には15〜25℃の範囲が最適です。寒冷な気候では室内での管理が必要です。低温には弱く、霜や凍結には耐性がありません。

 

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