今回の記事では、エリオスペルマム・パラドクスム(和名:霧氷玉(むひょうぎょく) について紹介します。
【概要】 学名:Eriospermum paradoxum 科 : キジカクシ科 属 : エリオスペルマム属 管理番号 : Type-KH EQ283 採集地 : 南アフリカ ケープ地方
【生育期】冬型
エリオスペルマム・パラドクスムとは!?
もふもふのフェルトのような葉をつけ、エリオスペルマムの中で人気の高い種類です。この種は毛の量が多く、とても可愛らしいです。
南アフリカの冬によく雨の降るケープ地方に分布する冬型の球根植物です。
エリオスペルマム・パラドクスムの分類
(一枚の葉が多数の毛で覆われ、小さなクリスマスツリーのような賑わいのあるエリオスペルマム・パラドクスム)
エリオスペルマム・パラドクスムは、葉の表面から大きな付属器が突出し、この付属器は光合成の助けをすると考えられています。
パラドクスムは、ラテン語で「奇妙な」という意味を持ちます。
1797年に発見され、初めはオーニソガラム・パラドクサーと呼ばれていて、今に至るまで分類が変更されています。
現地でのエリオスペルマム・パラドクスムと増やし方
現地南アフリカでは、分布地が広く、砂の多い土壌や粘土質の土壌で生きています。 球根が大きくなるにつれて、成長点が増えていき、1つの球根からいくつものもふもふした葉っぱがでてきます。
球根の下に成長点が現れ、大きくなると分球できるようになってきます。 人工受粉により、種を採ることもできます。
植え替え時期としては、成長期の始めである9月がおすすめです。 できる限り深めの鉢に植え替えてあげてください。秋に白と緑の香り高い花を咲かせ、冬には長さ5〜10cmぐらいの葉がでてきます。 花は比較的大きく、バニラのような甘くて強い香りがします。春頃に葉が枯れ、芋は次の季節に向けて休眠します。
とても奇妙で可愛らしい植物であることをこの記事でわかって頂けたでしょうか!? エリオクエストでは、南アフリカの球根植物を中心に取り扱いを増やしております。
エリオクエストのYoutubeでも植え替えの仕方を紹介しています。
10年もののパラドクサムは見応えたっぷり!!
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