今回の記事では、「夏型ケープバルブの植替え時期」について紹介させて頂きます。
夏型ケープバルブの植替えはいつが適切?
2月の終盤になり、少しずつ春が近づいてきましたね。近くの公園でも梅の花が咲き始めてきていますでしょうか?暖かい地域にお住まいの方は夏型ケープバルブの新芽が出てきているものもあるのではないでしょうか。
この新芽が動き出す時期が、植え替えの絶好のタイミングだといえます。新芽が出てくる時は、これから元気になっていくという時期であり、ストレスにも耐久性があります。また、根っこが張り切っていないため、植え替えがしやすくなります。
同じ環境で生育している夏型ケープバルブで、ひとつでも新芽が出ている植物があれば、他のケープバルブについても植え替えをしてあげてください。補足ですが、もし気温が氷点下近くであれば、植え替えはもう少し暖かくなってからの方がおすすめ。
なぜ植え替えをする必要がある!?
結論から言うとふたつあります。
ひとつ目は、土が砕けて微塵が出てしまいます。この微塵が本来ある土の排水性の妨げとなり、根腐れの原因となってしまいます。そのため、最低でも2年に1度は植え替えをしてあげることをおすすめします。
ふたつ目は、植物が成長し、植物にとって鉢が狭くなってしまうからです。小さい鉢に埋まっていると、成長が妨げられ本来もっと大きくなっていたであろう植物が大きくなりにくい環境となってしまいます。例えば、エリオクエストのプラ鉢でいうと、初めは2.5号鉢に植えますが、植物が大きくなったと思ったらなるべく早く3.5号のプラ鉢に植え替えてあげます。
こうすることで植物は、グンと早く成長しますよ。
どんな鉢がおすすめ!?
基本的にケープバルブには排水性の良い土を使用します。このような土は、乾燥しやすいため、通気性のない鉢がオススメです。そのような環境を作ると、排水性・保湿性が保たれケープバルブにとって良い環境ができあがります。
陶器の鉢で育てると、水分と熱が抜けていってしまうため注意が必要。鉢の中の土が乾燥する時に熱を奪っていきます。そのスピードが早いと温度管理にも影響がでるため通気性のないプラ鉢をオススメします。
そして、鉢の深さにも気を配ってみましょう。なるべく深い鉢に植えてあげると根っこが張りやすいため植物の生育にとても大切です。
良い土を使用しよう!
いろいろな失敗を許容してくれる良い土を使って植物を育成しましょう。水をあげすぎてしまったり、植物にとって寒すぎたり暑すぎたりうまく管理できていないとき、良い土を使っていると失敗を許容してくれます。
人間にとっては、質の良い羽毛布団でぐっすり寝ると翌日は生産的に活動できるといったところが良い例えでしょうか。植物にとって良い環境を整えてグングン成長させてあげましょう。
エリオクエストでは、全ての植物に保水性と排水性のバランスのとれた「賢者の土」を使用しています。うまく植物を管理できなかったり、成長が遅かったりお悩みを持たれている方がもしいらっしゃれば是非一度お試しください。