編集スタッフ 伊達
こんにちは。
今日はサボテンハウスについて生産担当のリョマ君に聞いた話を少し紹介します。
水が入って行かない粘土質の土に苦戦
普段エリオクエストでは水はけ重視の「賢者の土」を使って栽培しているのですが、サボテンハウスは元々田んぼだった場所に建っているため、土壌が粘土質でいつもの感覚でお水をい上げていても実はサボテンに水が行ってなかったそうです。
粘土質の土は固く水が浸透するまでに時間がかかり、一度上げても時間の間隔をあけて再度お水を上げる必要があり散水に時間がかかるようです。
そんなガチガチの粘土にでも根っこを貼るサボテン台樹の力強さを実感していると言ってました。
↓粘土質のハウスの土は真っ黒
大きくなったサボテンの台木
こちらは1月に植え付けたサボテンの台木です。
最初は上の写真のような大きさでしたが半年でこんなに大きくなりました。
この台樹にもサボテンを接いだり、台木を切って更に台木として使うことができるみたいです。リョマ君曰く、ケープバルブとの違いはサボテンは切ったり接いだりして合体させたりできるのが面白さの1つでもあるようです。
台木の管理には毎日の雑草抜きも重要なようです。
雑草を抜いておかないと、雑草に栄養が取られたり地面を草が覆うことで地面の温度が上がらず生育に影響がでるようです。
弾ける種と運ぶ蟻
また、サボテン数が多い種の収穫が大変なようです。
基本的には種が弾けそうなものを見つけるとティーバックのネットをかけるそうですが、中にはネットをかけれないものやタイミングによっては逃してしまうものもあるようです。
特に先月の6月は毎日サボテンハウスに入る度に種ができていたそうで、ものよっては夜になるものもあり難しいものもあるようです。
ちなみに種が弾けてしまったら、まずどこに落ちたか探すのが大変で見つけても拾うときは棘の生えたサボテンの間に手をいれるので、棘が刺さることはよくあるそうです。かといって、落ちた種を放置しているとそこで発芽してしまったり、蟻が運んで行ってなくなってしまうそうです。
想像するとすこし可愛い気もしもますが。笑