【植物名】
コミフォラ プセウドパオリー KK7724
Commiphora pseudopaolii KK7724
【原産地】
東アフリカ
【科・属】
カンラン科に分類されます
【特徴】
この種は1991年にJ.B.Gillettによって発表され、熱帯東アフリカの植物目録に記載されています。また、この種は近い将来絶滅の危機に瀕しているとされています。
属名の「Commiphora」は「樹脂」を意味し、種名の「pseudopaolii」は、イタリアの植物学者であるカルロ・パオリー氏にちなんでいます。
コミフォラ プセウドパオリの樹脂には、コミフォラ酸、リモネン、ジペンタノン、ボルネオールなどの成分が含まれています。これらの成分には、抗菌、抗炎症、抗酸化などの効果があるとされています
高さ1-2mに成長し、幹は太くて瘤状に膨らみます。葉は互生し、長さ1-2cmの細長い楕円形です。花は白く、小花が集まって咲きます。果実は球形で、直径1cmほどです。雌雄があり結実には2本必要です。
コミフォラ プセウドパオリの塊根の模様は、とてもユニークで魅力的です。この模様は、コミフォラ プセウドパオリの成長過程で形成されるもので、樹齢を重ねるにつれて複雑で美しく変化していきます。
コミフォラ プセウドパオリは、塊根植物として人気があり、観葉植物として栽培されています。幹の瘤状の模様が美しく、個性的なフォルムが魅力です。また、樹脂を採取することもできます
【置き場所】
明るい場所を好みますが、直射日光は避ける必要があります。部分日陰が最適です。屋内では、明るい窓辺や室内の明るい場所で育てることができます。 成長期は、温暖な環境を好みます。この時期には適度な水やりと明るい場所が必要です。
休眠期:秋と冬は休眠期に入ります。この期間には休眠させるため、水やりを控え(または断水し)、雨や雪の当たらない場所で過ごすようにします。休眠中は成長が停止し、葉が退色したり枯れて土だけになります。
【水やり】
成長期:成長期の春と夏は土壌が乾いてから水を与え、根が十分に水を吸収するまで待ってから次回の水やりを行います。過剰な水やりは根腐れの原因となるので注意が必要です。
休眠期:休眠期は球根が休眠中に栄養を蓄えるため、乾燥した状態を保つことが重要です。水を与える必要がない場合でも、球根が乾燥しすぎないように注意しましょう。
水やりの頻度は、環境条件や季節によっても異なる場合がありますので、土壌の湿度を確認しながら調整することをおすすめします。また、水やりには常温の水を使用し、鉢底の水がたまり過ぎないように注意しましょう。
【適温】
温暖な気候を好みます。一般的には15〜25℃の範囲が最適です。寒冷な気候では室内での管理が必要です。低温には弱く、霜や凍結には耐性がありません。
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