【概要】
エリオスペルマム パラドクスム 霧氷玉 Eriospermum paradoxum
南アフリカ、西ケープ州の乾いた草原地帯に自生する冬型球根植物です。
粉雪をまとった小さなクリスマスツリーのような見た目で、エリオスペルマムの中では人気の高い種です。
種小名の"paradoxum"は”日本語で「奇妙な、不思議な」という意味で、これはエリオスペルマム属Liguratum亜属の中で
唯一、付属器(Enation)をつける事に由来しています。
【置き場所】
成長期の秋・冬は風通しが良く直射日光のあたる場所で管理します。
休眠期の春・夏は【断水】にて風通しの良い日陰で管理します。
※夏にお水を上げると、暑さで球根が煮えて腐る原因になります。
※日照不足では徒長します。
【水やり】
▽成長期:
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。
▽休眠期:
春頃に枯れ始めたら、水やりの頻度を少なくします。
完全に枯れたら【断水】します。
【用土】
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。
おススメ:賢者の土
【植え付け、植え替え】
適期は2月~3月頭です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的です。
年々球根が下に潜っていくので、深めの鉢への植え替えがオススメです。
植物名
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エリオスペルマム パラドクスム
Eriospermum paradoxum
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和名
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霧氷玉
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属
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Eriospermum
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科目
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ruscaeae スズラン亜科
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原産地
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北ケープ州・西ケープ州
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形態
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球根
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成長期
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冬
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休眠期
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夏
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葉
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もふもふの毛玉みたいな葉をつける
小さなクリスマスツリーのような外観
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花
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色:白
葉より先に花をつけます
花は比較的大きく、甘くて強い香りがします。
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実
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種
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1mm
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高さ
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受粉時期
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9月頃
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増やし方
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分球
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耐暑性
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耐寒性
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-5℃
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